2023.08.09 交通安全ニュース8月号を掲載します。
■交通安全ニュース8月号
◎ 2023年7月末の交通死亡事故の発生状況(暫定数)
○交通事故死者数は82人(+2人)
○地域別では、西三河が多発
名古屋 17人(-1人)、西尾張 17人(+3人)、東尾張 11人(-3人)、
西三河 18人(-3人)、東三河 14人(+4人)、高速道路 5人(+2人)
○当事者別では、歩行者が多発
歩行者 33人(+1人)、自転車11人(±0人)、原付 6人(-1人)、
自二 11人(+2人)、四輪車 20人(-1人)、その他 1人(+1人)
○年齢層別では、高齢者が多発
こども(0~15歳) 1人(±0人)、若者(16~24歳) 7人(-8人)、
一般(25~64歳) 36人(+11人)、高齢者(65歳以上) 38人(-1人)
○事故類型別では、横断中が多発
横断中 24人(+2人)、出合頭 15人(+3人)、車両単独 14人(-4人)、
正面衝突 1人(-3人)
◎ 8月の死亡事故等の特徴(過去5年に愛知県で発生した交通死亡事故等を県警が分析した結果)
※ 県警ホームページ「交通事故防止のPOINT」等から
【8月は、二輪車事故が多発!~7・8月は連続して最多月~】
○通行目的
ドライブ(ツーリング)等が4割以上
○二輪車死者の事故のパターン
単独事故約4割
右折時事故約2割
出合頭事故2割以上
正面衝突約1割
○二輪車死者の負傷部位
頭部約5割
胸部約3割
部約1割
※プロテクターやエアバッグジャケットを着用し、フルフェイスヘルメットでもあごひもをしっかり締めましょう!
◎ 夏季休暇・行楽期の交通事故防止
○ゆとりある運転計画を立てましょう
予定時間に間に合わせようとして、速度超過や無理な割り込みをしない。
漫然運転や居眠り運転を防止するために2時間に一度のペースで必ず休憩を入れる。
○二日酔い運転に注意
次の日に運転する機会がある場合は、深酒をしない。飲み終わりの時間を早く切り上げる。
○高速道路走行時の注意
安全速度を守り、車間距離を取る出発前に全員のシートベルト着用を声掛け確認(一般道も全席着用)
タイヤの空気圧等運行前点検を
※この時期タイヤバースト多発!!
◎2021年10月1日に、「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の「ヘルメット着用の努力義務」と「自転車損害賠償責任保険等への加入義務」が施行されました。
また、2023年4月1日に道路交通法が改正され、法令においてもヘルメット着用の努力義務が定められました。
自転車を利用する場合は、保険に加入し、ヘルメット着用に努めてください。また、自転車通勤者に対しては、保険加入状況を確認するとともに、ヘルメット着用を呼びかけてください。
●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/cycle-safety.html
◎愛知県ヘルメット着用促進宣言を募集しています!
愛知県では、自転車用ヘルメット着用促進に係る取組を普及し、県内のヘルメット着用意識の醸成を図るため、愛知県ヘルメット着用促進宣言を2023年8月1日から募集しています!
皆様の積極的な御応募をお待ちしております。
●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/helmet-declaration.html
◎自転車交通安全教育用動画を制作しました!
○愛知県では、2022年の自転車安全利用重点広報啓発事業で、こども向け、大人向けの2編の自転車交通安全教育動画(監修:愛知淑徳大学 人間情報学部 國分三輝教授)を制作しました。本動画は、日本語版、英語版、中国語版、ポルトガル語版の4カ国語で制作しています。
●以下のWebページに掲載しておりますので、是非御活用ください。
mlhttps://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/aichi-cycle.ht
◎愛知県自転車乗車用ヘルメット着用促進事業費補助金について
○愛知県では市町村と協調して、転倒や交通事故の際に頭部を保護する自転車乗車用ヘルメットの着用を促進するため、自転車事故による負傷者の割合が高い7歳以上18歳以下の児童生徒等、及び自転車事故による死者の割合が高い65歳以上の高齢者がヘルメットを購入する場合、その費用の一部を助成する補助制度を県内市町村で実施しています。
●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/2021helmethojo02.html
※市町村によっては、補助制度を実施していない場合がありますので、各市町村の担当窓口にお問い合せください。
◎「出張講座」講師の派遣先の募集について
○愛知県では、安全な自転車の利用方法をチェックできるシミュレータや、道路の安全な横断方法を学べるシミュレーターを活用した、職員による出張講座を実施しており、その派遣先を募集しています。
なお、職員の派遣費用は無料です。
●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
・自転車安全利用出張講座
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/bicycle-simulator.html
・交差点事故防止出張講座
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/crossing-simulator.html
◎交通安全DVD・ビデオの貸出について
〇愛知県では交通安全教育や職場研修等にお使いいただける交通安全に関するDVDや
ビデオを、無料で貸出ししています。
貸出し期間は2週間以内、貸出し本数3本までです。
●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/koutuanzen-dvd.html
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○安全運転スリーS運動~Stop,Slow,Smart,交通事故防止の3つのS~
Stop(ストップ):赤信号は確実にストップ、一時停止場所では自転車もストップ
横断歩道や交差点では歩行者優先
飲酒運転の根絶
Slow(スロー) :こどもや高齢者を見かけたらスローな運転
見通しが悪い交差点では徐行
Smart(スマート) :全ての人に対して思いやりをもった運転と、運転中はスマートフォン等を絶対使用しないスマートな運転
シートベルトの全席着用の徹底
急発進や急制動をしない、落ち着いたアクセルの踏み込みなど、環境に配慮したスマートな運転
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