2024.07.17 交通安全ニュース7月号を掲載します。

お知らせ

◎2024年6月末の交通死亡事故の発生状況(確定数)
 ○交通事故死者数は65人(-7人)
 ○地域別では、名古屋、西尾張が多発増加
  名古屋 16人(+3人)、西尾張 16人(+1人)、東尾張 10人(±0人)、
  西三河  9人(-7人)、東三河 11人(-3人)、高速道路 3人(-1人) 
 ○当事者別では、歩行者が多発
  歩行者 27人(-2人)、自転車 11人(+2人)、特定小型原付 0人(±0人)、
  一般原付7人(+1人)、自動二輪 9人(+1人)、自動車 11人(-9人)、
  その他 0人(±0人)
 ○年齢層別では、高齢者が多発
  こども(0~15歳) 2人(+2人)、若者(16~24歳) 5人(-2人)、
  一般(25~64歳) 24人(-6人)、高齢者(65歳以上)34人(-1人)
 ○事故類型別では、横断中が多発
  横断中  18人(-4人)、出合頭 10人(-4人)、車両単独 13人(+1人)、
  正面衝突 3人(+2人)

◎7月の死亡事故等の特徴(過去5年に愛知県で発生した交通死亡事故等を県警が分析した結果)
  ※ 県警ホームページ「交通事故防止のPOINT」等から
 【7月は飲酒運転による人身事故が年間最多月!】
    7月中曜日別の飲酒死傷事故の特徴
   ・金土日に多発するため、週末の飲酒に注意
   ・飲酒なし事故と比べると、土日の発生割合が高い
  7月中事故類型別の飲酒死傷事故の特徴
     ・追突が44.9%、車両単独が19.2%
   ・飲酒なし事故と比べると、車両単独事故割合は12.8倍、正面衝突は8.2倍に増加
   ・地域別では名古屋市が多発
   ・時間帯別では、名古屋市はAM3~6時及びPM9~AM0時
           名古屋市以外はPM9~AM0時 が多い
 ○7月は、夏休みに入ることもあり、開放的な気分になりやすい時期です。
  また、レジャーやイベントが増え、飲酒する機会が多くなります。
  「飲酒運転」は極めて悪質・危険な犯罪です。
  飲酒運転は「しない!」「させない!」「許さない!」

◎自転車利用時のヘルメット着用と保険加入
 2021年10月1日に、「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の「ヘルメット
着用の努力義務」と「自転車損害賠償責任保険等への加入義務」が施行されました。
 また、2023年4月1日に道路交通法が一部改正され、法令においてもヘルメット着用の努力義務が定められました。
 自転車を利用する場合は、保険に加入し、ヘルメット着用に努めてください。また、自
転車通勤者に対しては、保険加入状況を確認するとともに、ヘルメット着用を呼びかけて
ください。
 ●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
  https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/cycle-safety.html

◎愛知県ヘルメット着用促進宣言を募集しています!
 愛知県では、自転車用ヘルメット着用促進に係る取組を普及し、県内のヘルメット着用
意識の醸成を図るため、愛知県ヘルメット着用促進宣言を2023年8月1日から募集しています!
 皆様の積極的な御応募をお待ちしております。
  ●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
  https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/helmet-declaration.html

◎「ハンド・アップ運動」啓発動画を配信しています!
 歩行者に対して「ハンド・アップ運動」の実践を呼び掛けるため動画と、ドライバーに対して歩行者優先を呼び掛ける動画を制作しました。是非、御覧ください!
 ●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
  https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/handup.html

◎自転車交通安全教育用動画を制作しました!
 愛知県では、2022年の自転車安全利用重点広報啓発事業で、こども向け、大人向けの
2編の自転車交通安全教育動画(監修:愛知淑徳大学 人間情報学部 國分三輝教授)を
制作しました。本動画は、日本語版、英語版、中国語版、ポルトガル語版の4カ国語で制
作しています。
 ●以下のWebページに掲載しておりますので、是非御活用ください。
  https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/aichi-cycle.html

◎愛知県自転車乗車用ヘルメット着用促進事業費補助金について
 愛知県では市町村と協調して、転倒や交通事故の際に頭部を保護する自転車乗車用ヘ
ルメットの着用を促進するため、自転車事故による負傷者の割合が高い7歳以上18歳以下
の児童生徒等、及び自転車事故による死者の割合が高い65歳以上の高齢者がヘルメットを
購入する場合、その費用の一部を助成する補助制度を県内市町村で実施しています。
 ●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
  https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/2021helmethojo02.html
  ※市町村によっては、補助制度を実施していない場合がありますので、各市町村の担
    当窓口にお問い合せください。

◎「出張講座」講師の派遣先の募集について
 愛知県では、安全な自転車の利用方法をチェックできるシミュレータや、道路の安全
な横断方法を学べるシミュレータを活用した、職員による出張講座を実施しており、その
派遣先を募集しています。
 なお、職員の派遣費用は無料です。
 ●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
  ・自転車安全利用出張講座
   https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/bicycle-simulator.html
  ・交差点事故防止出張講座
   https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/crossing-simulator.html

◎交通安全DVD・ビデオの貸出について
 愛知県では交通安全教育や職場研修等にお使いいただける交通安全に関するDVDや
ビデオを、無料で貸出ししています。 
貸出し期間は2週間以内、貸出し本数3本までです。
 ●詳しくは、以下のWebページをご覧ください。
  https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/koutuanzen-dvd.html

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○安全運転スリーS運動~Stop,Slow,Smart,交通事故防止の3つのS~
 Stop(ストップ):赤信号は確実にストップ、一時停止場所では自転車もストップ
          横断歩道や交差点では歩行者優先
          飲酒運転の根絶
 Slow(スロー) :こどもや高齢者を見かけたらスローな運転
          見とおしが悪い交差点では徐行
 Smart(スマート) :全ての人に対して思いやりをもった運転と、運転中はスマートフォ
                    ン等を絶対使用しないスマートな運転
          シートベルトの全席着用の徹底
          急発進や急制動をしない、落ち着いたアクセルの踏み込みなど、環
                    境に配慮したスマートな運転

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